LP制作で陥りやすい「ファーストビュー過信」の罠|スクロール先の構成設計が勝負

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クリオ
Web制作ディレクター / フロントエンジニア

こんにちは!
今日は「ファーストビューが素晴らしいのにコンバージョンが伸びない理由」について、僕が現場で何度も経験した失敗を踏まえて解説します。

ファーストビュー完璧症候群とは

僕も昔、めっちゃやってしまったんですけど、LPを作るときって「ファーストビューがすべて」と思い込んでませんか?
実は、これが大きな勘違いなんです。

クライアントとの打ち合わせでもよくあるのが「ファーストビューに全力を注ぎます」という提案です。
デザイナーさんが素晴らしいビジュアルを作ってくれて、コピーも完璧。
「これはいけるな」と思っていたのに、成果が出ないパターン。

なぜこんなことが起きるのか。
それは「ユーザーがスクロールした後、どうなるのか」を甘く見ていたからなんです。

ほんま、重要やのに見落としがちなんですよ。

スクロール直後の「第2ビュー」が実は重要

LPの構成を考えるときに、多くの人が意識しているのはビューポート内の見え方だけです。
でも、ユーザーがスクロールを始めたときに何が起きるのか、そこが勝負なんです。

「視点の移動」がもたらす影響

デスクトップで見たときのファーストビューと、スマートフォンでスクロール直後に見えるセクションでは、ユーザーの心理状態が全く違います。

  • ファーストビュー:「この商品は何か?」という認識フェーズ
  • 第2ビュー以降:「本当に必要か?」という判断・検証フェーズ

だから、スクロール直後に出現するセクションの設計がめっちゃ大事になってくるんですよ。

現場で見た失敗例

あるECサイトのLPで、僕が経験した失敗があります。
ファーストビューは美しい商品画像と「今すぐ購入」というCTAボタン。
デザインも素敵でした。

でも、スクロール直後はいきなり「お客様の声」のセクションが来ていたんです。
その間に、「商品の特徴」「なぜこの価格なのか」という説得要素が何もない。
ユーザーが必要とする情報が抜けていたわけです。

結果、クリック率は高かったのに、コンバージョン率は全く伸びませんでした。

現場で見る失敗パターンと対策

失敗パターン1:ファーストビューとスクロール先の「情報格差」

ファーストビューで「革新的な商品です」と謳っているなら、スクロール直後には「何が革新的なのか」を具体的に説明する必要があります。

対策としては、こんな流れが効果的です:

  1. ファーストビュー:商品やサービスの全体像とメリット
  2. 第2セクション(スクロール直後):主要な3つの特徴を箇条書きで
  3. 第3セクション:より詳しい説明やビジュアル

このように「情報の段階的な深掘り」を意識するといいですよ。

失敗パターン2:モバイル表示での「予期しない分割」

PC表示では意図した構成でも、モバイルで見るとセクションが分割されてしまうことがあります。
例えば、margin-bottom: 80pxを指定していたら、モバイルではそれが大きすぎて、第2セクションが想像以上に下に来てしまう、みたいなやつです。

対策:@mediaクエリで各セクションのマージンを調整しましょう。
特にモバイルファーストで設計するときは、スクロール直後がどう見えるか実機で確認することが重要です。

失敗パターン3:CTA配置の「タイミングの失敗」

ファーストビューに強いCTA(例:「今すぐ購入」)があると安心しがちですが、ユーザーがまだ判断できない段階では、このボタンは無視されます。

対策として、スクロール先にも段階的にCTAを配置するといいです:

  • 第2セクション:「詳しく見る」などの弱いCTA
  • 第4セクション:「お試し版を使う」などの中程度のCTA
  • 第6セクション(お客様の声の後):「今すぐ購入」という強いCTA

ほんま、この「段階的なCTA配置」がコンバージョン率に大きく影響します。

スクロール構成の黄金パターン

僕が現場で何度も成功させた構成パターンは、こんな感じです:

  1. ファーストビュー:キャッチコピー+ビジュアル+弱いCTA
  2. 第2セクション:「なぜこの商品が必要か」という問題提起
  3. 第3セクション:商品の3つの特徴を視覚的に説明
  4. 第4セクション:中程度のCTA(サンプル資料など)
  5. 第5セクション:お客様の声や事例
  6. 第6セクション:よくある質問(FAQ)
  7. 第7セクション:強いCTA+購入方法の説明

このテンプレートを基に、業種や商品に合わせて調整すると、めっちゃ効果的です。

まとめ

LPのコンバージョン率を上げるには、ファーストビューの完璧さより「スクロール先の構成設計」が実は決め手になることが多いです。
ユーザーは必ずスクロールします。
その先に「判断に必要な情報」が適切に配置されているかどうかで、成果は大きく変わってきます。

デザインの美しさも大切ですが、「情報の流れ」を意識した構成設計こそが、プロのLP制作者の価値だと僕は思います。

次のLP制作では、ファーストビューだけでなく、スクロール先の第2セクション、第3セクションまでを視野に入れて設計してみてください。
きっと成果が変わってきますよ。

Web制作で困ったことがあったら、またこのブログを覗いてくださいね!

― クリオ