GA4の「セッション」と「ユーザー」の違いを理解する|数字の読み違いを防ぐ実践ガイド

C
クリオ
Web制作ディレクター / フロントエンジニア

こんにちは!
今日は「GA4の『セッション』と『ユーザー』の違いを理解する」について解説します。

僕が数字を読み間違えて大失敗した話

僕も昔やってしまったんですが、GA4でセッション数とユーザー数をごっちゃにして、クライアントへのレポートで恥ずかしい誤りをしたことがあります。
「今月のユーザー数が1000人に達しました!」って喜び勇んで報告したら、実はセッション数が1000で、ユーザー数は300人だったんです。
ほんま、その時は冷や汗ものでした。

クライアント側から「セッション数って何ですか?」って質問されて、初めて自分が曖昧に理解していたことに気がつきました。
その時から「これは絶対に正確に理解せなあかん」と思って、きちんと学び直したんです。

実は、これ僕だけじゃなくて、後輩たちもめっちゃよく混乱するところなんですよね。
だからこそ、今日は一緒に整理していきましょう。

セッションとユーザーの定義を正確に理解する

まずは定義から入ります。
難しく聞こえるかもしれませんが、実はシンプルです。

ユーザーって何?

ユーザーは「あなたのサイトを訪れた個人」の数です。
GA4では、ブラウザのcookieやログイン情報をもとに、ユーザーを識別しています。

例えば、田中さんが月曜日にあなたのサイトを訪問して、水曜日にまた訪問したとします。
その場合、ユーザー数は「1」です。
同じ人だから、何回訪問しても1人としてカウントされます。

セッションって何?

セッションは「1回の訪問」です。
ユーザーがサイトに訪れてから、離脱するまでの一連の活動を「1セッション」と数えます。

さっきの田中さんの例で言うと、月曜日の訪問が「1セッション」、水曜日の訪問が「もう1セッション」で、合わせて「2セッション」になります。

GA4では、デフォルト設定では「30分間アクティビティがない」と新しいセッションが始まったと判定されます。
つまり、ユーザーが離脱して、30分以上経ってからまた訪問すれば、それは新しいセッションになるってわけです。

図で整理するとこんな感じ

同じユーザーが複数回訪問した場合:

ユーザー数 = 1人
セッション数 = その人が訪問した回数

複数のユーザーが訪問した場合:

ユーザー数 = 訪問した個人の数
セッション数 = 全員の訪問回数の合計

現場でよく見るセッション/ユーザー数の勘違い

データを見ていると「あ、これ勘違いしてるな」というパターンが、ほんまによく見られます。

勘違い1: セッション数とユーザー数が同じだと思う

「あれ、セッション数とユーザー数がほぼ同じ数字ですね」って後輩に聞かれることがあります。
これが起こる原因は、リピーターが少ないサイトなんです。

例えば、アクセス数が少ないWebサイトや、検索経由で初めて訪れるユーザーが大半の場合、1人のユーザーがほぼ1回の訪問で終わることが多いので、セッション数とユーザー数が似た数字になるんですよ。
これ自体は勘違いじゃなくて、ただの事実なんですが、よく「ユーザー数が増えてる」と勘違いされます。
実は「セッション数が増えてるだけで、同じユーザーばかりが何度も訪問してる」という場合もあるんです。

勘違い2: セッション数 = ページビュー数だと思う

これもめっちゃよくありますね。
「セッション数が100だから、ページを100回見られてるんですね」みたいな感じです。

でも実際には、1つのセッション中に複数のページを見ることがほとんどです。
例えば、ユーザーがトップページ → 商品一覧 → 商品詳細 → お問い合わせページ、という感じで4ページ見たら、それは「1セッション、4ページビュー」になります。

勘違い3: 「新規ユーザー」と「リピーター」の比率を無視する

GA4では「新規ユーザー数」と「リピーター数」を分けて見ることができます。
これを見ないと、本当の改善が見えないんです。

例えば、セッション数が前月比150%に増えたとします。
喜びますよね。
でも、新規ユーザーが10%しか増えてなくて、既存ユーザーがめっちゃ何度も訪問してるだけだったら、サイトの魅力で新規ユーザーが増えたわけじゃないってことなんです。

レポート画面で正しく読み取るコツ

GA4のレポート画面で、実際にセッションとユーザーの違いを見分けるコツをお伝えします。

レポートを開く時の手順

GA4を開いて、左メニューの「レポート」 → 「ユーザー」 → 「ユーザーの概要」に進みます。
ここが一番分かりやすいです。

指標を正しく読む

「ユーザーの概要」レポートには、主に4つの指標が表示されます:

ユーザー数 = この期間に訪問した個人ユーザー数
新規ユーザー数 = 初めてサイトを訪問したユーザー数
セッション数 = 訪問の合計数
ユーザーあたりのセッション数 = 平均的に1人が何回訪問したか

この4つを見るだけで、サイトの状態がかなり見えてくるんです。

僕がよく見るのはこの組み合わせ

実務では、僕はこの3つをセットで見るようにしてます:

1. ユーザーあたりのセッション数 = セッション数 ÷ ユーザー数
(例:セッション1000 ÷ ユーザー600 = 1.67)
これが高いほど、リピーターが多い、または1人のユーザーが何度も訪問してることになります。

2. 新規ユーザー数の割合
(新規ユーザー ÷ ユーザー数)
これが70%以上なら新規ユーザーが大半です。
逆に低いなら、リピ