「得意分野を早期に見つける」がキャリアの最短距離|現場で使える実践テクニック
こんにちは!
今日は「得意分野を早期に見つけることがなぜキャリアで最強なのか」という話をします。
僕が「何でも屋」で失敗した話
正直に告白しますね。
僕は駆け出しの頃、「何でもやります!」っていう営業スタイルをしてました。
HTMLもCSS、JavaScriptも、WordPressのカスタマイズも、ディレクションも。
案件があれば全部やってたんです。
理由は単純。
「仕事を断りたくなかった」「経験を積みたかった」「単価を上げたかった」。
結果どうなったか。
めっちゃ疲れました。
本当に。
5年経っても「あの人なら誰にでも頼める」という評価で、単価は上がらず、クライアントから求められるものがブレブレで、案件の質も悪くなっていきました。
最悪だったのは「僕は何が得意なのか?」という問いに答えられなくなったことです。
その時に気付いたんです。
「得意分野を明確に持つことって、ほんま大事やな」ってね。
得意分野を早期に決めるメリット
現場で見てきた、得意分野を早期に持つ人たちの特徴です。
1. 単価が上がり続ける
これ、ほんまです。
「フロントエンドなら誰に頼む?」って聞かれたとき、「この人だ」って名前が出る人は、確実に単価が高いです。
専門性がある人は、クライアントも「この領域ならこの人」って指名してくれます。
2. 仕事の質が勝手に上がる
同じ領域の案件を繰り返していると、細かいテクニックや落とし穴が見えてきます。
「このパターンはCSS GridじゃなくてFlexboxの方が効率的だな」とか「このコンポーネント設計だと後から保守しやすいな」という知識が積み重なっていくんです。
結果、自動的に案件の完成度が上がります。
3. キャリアの意思決定が明確になる
「今この技術を学ぶべきか」「この案件を受けるべきか」という判断が、得意分野がはっきりしていると超シンプルになります。
ブレがなくなるんですよ。
迷わなくなります。
4. 人間関係が濃くなる
同じ領域の案件をやってると、「あ、この人また来た」ってクライアントや協力者との関係が深くなります。
「次のプロジェクトでもお願いします」とか「こんな案件知ってるけど興味ない?」という紹介が自然と増えます。
現場で実践する「得意分野の見つけ方」
「じゃあ、どうやって見つけるの?」という質問が来そうなので、僕が後輩たちに教えてる実践的な方法を3つ紹介します。
方法1: 「やってて時間を忘れる業務」を探す
これが一番シンプルです。
あなたが過去にやった案件の中で「気付いたら夜中になってた」「もっとやりたかった」って業務、ありませんか?
それです。
その領域があなたの得意分野になる可能性が高いです。
僕の場合は「設計設計」でした。
ワイヤーフレームを作ったり、情報設計を考えたり、ユーザーフロー図を作ってる時間が、めっちゃ楽しかった。
その気付きから、ディレクターへのキャリアシフトが始まったんです。
方法2: クライアント・同僚からの「指名理由」を聞く
「なぜ僕を選んだんですか?」って率直に聞くんです。
クライアントが答える理由が、あなたの現在地の「得意分野」です。
「CSSが得意だと聞いて」なのか「品質管理がしっかりしてると聞いて」なのか「コミュニケーション能力が高いから」なのか。
それが見えると「あ、僕はこの分野を伸ばす方が得意なんだな」って判断できます。
方法3: 3ヶ月単位で「得意分野の仮説」を作り、検証する
「マークアップが得意かもな」と思ったら、次の3ヶ月はマークアップ案件を意識的に選ぶ。
その3ヶ月の結果を見て「ほんまに得意やった」「思ってたんと違った」って判断する。
これを繰り返すんです。
1年で4回の検証ができます。
大事なのは「完璧に見つけてから動く」じゃなくて「仮説を立てて検証しながら見つける」です。
案件選択を変えるだけで人生が変わる
これ、ほんまに大事な話なので、最後に強調しておきます。
同じ会社にいても、同じスキルレベルでも、「どんな案件を選ぶか」で5年後が全く違うんです。
例えば、Aさんはデザインが得意だったので、UI設計に特化した案件ばかり選んだ。
Bさんはマルチプレイヤーになりたくて、全種類の案件を平均的にやった。
5年後、AさんはシニアUIデザイナーになって年収が大幅アップ。
Bさんは「何でも中レベル」のままで、昇進もなし。
これ、本当にある話なんです。
だから僕は後輩たちに「今から得意分野を意識的に作る案件選択をしなさい」ってアドバイスしてます。
今のあなたの選択が、3年後、5年後のあなたのキャリアを決めます。
まとめ
今日のポイントをまとめます。
- 「何でも屋」は見た目の経験値が増えても、実際の市場価値は上がらない
- 得意分野を早期に持つと、単価・品質・キャリアの意思決定・人間関係、全部が良くなる
- 得意分野は「時間を忘れる業務」「クライアントからの指名理由」「3ヶ月の検証」から見つかる
- 今からあなたが選ぶ案件が、5年後のキャリアを決める
最後に、これだけは覚えておいてください。
「多くを知ることより、深く知ることの方が、ずっと値打ちがある」
これがWeb制作業界のキャリアの真理です。
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