「得意技」を磨く:専門性を高めるためにやめるべきこと|現場で使える実践テクニック
こんにちは!
今日は「『得意技』を磨く:専門性を高めるためにやめるべきこと」について解説します。
僕が「何でもできる人」から脱却するまで
僕も最初は、めっちゃ迷走してました。
フロントエンド、バックエンド、デザイン、マーケティング…いろんなスキルを身につけなきゃって思ってて、つまりね、「何でもできる人材になりたい」って野心が強かったんですよ。
でもその結果、どうなったか知ってますか?
全部が中途半端になってしまったんです。
案件で必要なスキルが出てくるたびに「あ、これも覚えなきゃ」ってなって、学習リソースを次々と切り替えて…気がついたら3年目でも「この人、結局何が得意なの?」って状態になってました。
営業さんから「クリオは何をアサインすればいい?」って聞かれても、答えられないという悲しい状況。
ほんま、あの時代は無駄が多かったなって今思います。
でもね、チームの先輩に「クリオは何を極めたいの?」って聞かれたことがターニングポイントでした。
その一言で、僕は気づいたんです。
「何でもできる人」は、実は「誰もが必要とする人材」じゃなくて、「いざという時に呼ばれない人材」になっちゃうってことに。
専門性を高めるためにやめるべき3つのこと
1. 新しい技術の情報収集を「全部」追いかけるのをやめる
これ、現場あるあるなんですけど、Twitter や Dev.to、Hacker News を毎日チェックして「新しい技術が出た!」ってたびに飛びつく人、いっぱいいるんですよ。
最新のフレームワークや流行りの言語を覚えることが「成長」だって勘違いしてる感じ。
でもね、僕がやめたのは「新しい情報を追いかけるの」じゃなくて、「全部の新情報に反応するの」です。
逆説的に聞こえるかもしれませんが、専門分野を決めると、その領域に関連する情報だけを選別できるようになります。
例えば僕は「フロントエンド」と「チームマネジメント」に絞ったので、React や Web Vitals、アクセシビリティ周りのニュースには敏感に反応します。
でも Rust が話題になってても、「へーそっか」で終わり。
これが超ストレス軽いんですよ。
2. 「できない」ことを「できるようになる」ために時間を使うのをやめる
これは耳が痛い話かもしれないんですけど、大事なポイント。
僕も経験があるんですが、デザインがめっちゃ下手で、「エンジニアなのにデザイン理解できないのってダメじゃん」って思ってました。
だから Figma 勉強したり、デザイン原則の本を読んだり、時間を使ってました。
でも結果は?得意にはならなかったし、時間を浪費しただけ。
今の僕は開き直ってます。
「僕はデザイン専門じゃないから、その領域の人に任せる」ってね。
代わりに「フロントエンドなら俺に任せろ」って状態を作ることに時間を使ってます。
得意なことを得意にする時間を、得意になれないことに使うのは、ほんとにもったいないです。
3. 「多くの案件に関わる」ことを優先するのをやめる
案件数が多い = スキルアップできるってイメージ、ありませんか?
その気持ちもわかるんですけど、複数の案件を浅く関わるより、1つか2つの案件で深く関わる方が、めっちゃ成長が違います。
なぜなら、専門性は「深さ」から生まれるから。
僕が今フロントエンド領域で「この人に聞けば大丈夫」って信頼されてるのは、3年間で20個のプロジェクトを浅くやったからじゃなくて、5個のプロジェクトで問題解決を何度も何度も繰り返したからです。
同じ領域の案件だからこそ、以前の知見が活かせて、より深い解決ができる。
それが「この人はプロだ」って評価に繋がるんですよ。
「絞る」ことで初めて見えてくる景色
ここからは、やめたことで得られたメリットの話です。
専門性を絞ると、めっちゃ不思議なことが起きます。
それは「仕事が集中する」ってこと。
営業さんも、クライアントも、チームメンバーも「あ、この人ならこの仕事頼める」ってなります。
すると、自動的に関連する案件が集まってくるんです。
その結果、同じ領域の案件が続くから、前のプロジェクトの経験が次に活かせて、スキルの深さが加速度的に増していく。
また、「得意技を極める」って決めると、学習の優先順位もつけやすくなります。
「これは俺の専門に必要だから覚えよう」「これは今は不要」ってジャッジできるから、時間を有効活用できるんですよ。
あとね、実は人間関係も良くなります。
「何でもできます」って人より「この分野は任せてください」って人の方が、信頼感が違う。
だからクライアントとの関係も深くなるし、やりがいも感じやすくなります。
まとめ
スキルアップのために「やるべきこと」って情報は、ネットにいっぱいあります。
でも「やめるべきこと」の話はあんまりないんですよね。
僕が伝えたいのは、こういうことです。
専門性を高めるためには、追加するより「引き算」が大事。
新しい技術の追いかけ、不得意なことへの時間投資、浅い案件経験を優先するのは、全部やめちゃいましょう。
その代わりに、1つか2つの領域に集中して、本気で極める。
そしたら、自然と「この人に頼める」ポジションができあがります。
何でもできる人材より、何かに強い人材の方が、市場価値は圧倒的に高いです。
何か1つ、「これなら誰にも負けない」って得意技を作ること。
それが、キャリアを強くする最短ルートやと思いますよ。
Web制作で困ったことがあったら、またこのブログを覗いてくださいね!