クライアントの「修正依頼が曖昧」な時の対処法|ヒアリングシートで認識を統一する

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クリオ
Web制作ディレクター / フロントエンジニア

こんにちは!

今日は「クライアントの曖昧な修正依頼にどう対処するか」についてお話しします。
これ、ほんまに現場で毎日のように起きる悩みなんですよ。

「もっと優しい雰囲気に」が本当に何を意味するのか

僕も駆け出しの頃、クライアントから「もっと優しい感じにしてください」と言われて、本気で困りました。
優しい?って、フォントをまあるくするってこと?色を薄くするってこと?もう意味不明でしたね。

そのときは、めっちゃ時間をかけていろんなパターンを作って見せたんです。
5案、10案と作ってようやく「あ、このやつです」とクライアントが指差すみたいな。
これ、ほんま非効率やん。作る側も、クライアント側も疲れるだけです。

今わかることは、「曖昧な修正依頼」って、実はクライアント側も「自分たちが何を求めているのか正確に言葉にできていない」ってことなんですよ。
だから僕たちディレクターやデザイナーが、そこを言語化させてあげる必要があるんです。
これが、認識のズレを防ぐ最大のポイントです。

修正依頼ヒアリングシートの作り方と使い方

現場で使ってる方法を紹介しますね。
僕たちの会社では「修正依頼ヒアリングシート」というテンプレートを作ってます。

このシートには、以下の項目を入れてます:

  • 修正箇所:どこの部分か(例:トップページのヒーロー画像)
  • 現在の状態:今どう見えているか
  • なりたい状態:どうなれば満足か
  • 具体的な表現:色は?形は?雰囲気は?
  • 参考資料:似ているサイトやイメージ画像のURL
  • 優先度:重要度はどのくらいか
  • 期限:いつまでに必要か

「なりたい状態」と「具体的な表現」のセクションが特に大事です。
ここで「優しい雰囲気」を「丸角のボタン + 淡いグリーンカラー + serif系フォント」みたいに、具体的な要素に分解させるんです。

実は、この作業をクライアント側でやってもらうのではなく、一緒にやるのが秘訣ですよ。
打ち合わせの場でシートを開きながら「こういう雰囲気ってことですね?」「例えば、参考になるサイトはありますか?」って一つずつ聞いていくんです。

そうすると、クライアント自身も「あ、自分たちはこれが欲しかったんだ」って気づくことが多いんですよ。
これ、ほんと大事な瞬間です。

打ち合わせ時に確認すべき3つのポイント

修正依頼をもらった時点で、以下の3つを必ず確認するようにしてます。

1. 「全体的な雰囲気か、細部か」を分ける

「優しい雰囲気に」と言われたとき、それが:

  • ページ全体の色彩設計の話なのか
  • ボタンだけの話なのか
  • フォント選択の話なのか

これを明確にしないと、作り直しが生まれます。
だから「このお言葉って、ページ全体の話ですか、それともこのセクションだけの話ですか?」って確認するんです。

2. 現在と理想のギャップを視覚化する

言葉だけじゃなく、実際の画面を見ながら「今のこの部分が〇〇に見えるから、△△に変えたいってことですね」と確認します。
可能なら、参考資料を一緒に見ますよ。
Pinterest、Dribbble、あるいはクライアント自身が「このサイト好きです」って挙げたサイトなど。
具体的な参考資料があると、めっちゃ話が早い。

3. クライアント側の意思決定者を確認する

これ、よくある失敗なんですが、修正をもらったけど、実はそれが経営層の判断じゃなくて、担当者の個人的な意見だったってことがあります。
「この修正って、決裁者の方からのご指示ですか?」と確認しとくだけで、後々の「言った言わない」問題を防げますよ。

あとは、修正内容をメールで要約して「先ほどのお打ち合わせで確認させていただいた内容は以下の通りです」と送っておくんです。
これ、ほんと大事。
クライアント側も確認する機会が生まれるし、齟齬があったらその時点で気づけます。

まとめ

クライアントの曖昧な修正依頼は「悪意」じゃなくて、単に「言葉にできてない状態」なんです。
だから僕たちが一緒に言語化してあげる。
それが「修正依頼ヒアリングシート」だし、具体的な質問だし、参考資料の確認なんですよ。

最初は時間がかかるように感じるかもしれません。
でも、ここを丁寧にやっておくと、本当に修正回数が減ります。
結果的に、プロジェクト全体がスムーズに進むんですよ。

次に曖昧な修正依頼をもらったときは、深呼吸して「一緒に具体化させるチャンスだ」って思ってみてください。
クライアントとの信頼関係も深まると思いますよ。

Web制作で困ったことがあったら、またこのブログを覗いてくださいね!

― クリオ