WordPress納品後に壊れやすい「メディア設定」を守るためのクライアント教育術|現場で使える実践テクニック

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クリオ
Web制作ディレクター / フロントエンジニア

こんにちは!

今日は「WordPress納品後に壊れやすい『メディア設定』を守るためのクライアント教育術」について解説します。

メディア設定が壊れる理由

僕も納品後のトラブル対応で一番よく見かけるのが、実は「メディア関連の設定が勝手に変更されている」というやつなんです。
写真がめっちゃ大きく表示されるようになった、サムネイルが歪んでしまった、などなど。
でもね、これってクライアントが悪意でやってるわけじゃなくて、単純に「何が何をコントロールしてるのか」が理解できていないだけなんですよ。

WordPressのメディア設定(設定 → メディア)には、けっこう大事な項目がいっぱい並んでいます:

  • サムネイルのサイズ
  • 中サイズの設定
  • 大サイズの設定
  • ファイルアップロードパス
  • 画像の自動リサイズ設定

実際、僕が過去に納品したサイトでも、クライアントが「何かのプラグインを入れてみた」という一言で、これらの設定がリセットされたり、変な値が入ったりしたことがあります。
そのせいで、すでに公開済みの記事の画像がめちゃくちゃなサイズで表示されたんですよ。
ほんま焦りました。

クライアントが勘違いしやすいポイント

では具体的に、クライアントがどういう勘違いをしやすいのか、現場であるあるをお話しします。

その1:「サムネイルサイズを大きくすれば、記事の画像も大きく表示される」

これはほんまによく聞く勘違いなんです。
クライアントが「ブログの画像をもっと大きく見せたい」と思い込んで、メディア設定のサムネイルサイズ1000×1000 に変更してしまう。
でも実際には、サムネイルサイズはあくまで「メディアライブラリ内での表示用」や「特定の機能用」であって、実際の記事内での画像表示には影響しないわけです。
その結果、古い記事は変わらないのに、新しい記事だけサムネイルが違う…という混乱が生じます。

その2:「アップロードパスを変更したら、既存の画像が消える」という恐怖

多くのクライアントが /wp-content/uploads という標準のアップロードパスを変更しようとするんですよ。
でね、ここを勝手に変えると、「既存の画像はどこに行ったの?」っていう大パニックになります。
実際には画像ファイルは元の場所に残ってるんですが、その仕組みを理解していないと「画像が消えた」と勘違いしちゃうわけです。

その3:「画像の自動リサイズを無効にしたら、高画質になる」

これもよくある勘違い。
WordPressはJPEG品質の設定を持ってるんですが、クライアントが「品質を上げたい」という名目で触ってしまうことがあります。
でも実際には、設定値を高くしすぎると(例えば 100 にしたら)、逆にファイルサイズが膨張して、サイトが重くなるんですよ。

効果的な教育マニュアルの作り方

では、ここからが本題です。
クライアントがこういう勘違いをしないよう、僕が実際に効果的だと感じている教育方法をシェアします。

方法1:「ビジュアル図解付きのマニュアル」を作る

テキストだけで「この設定は触らないでください」と書いても、クライアントは忘れちゃいます。
だから僕のおすすめは、スクリーンショットに赤丸を描いて「ここは触らない」と示すマニュアルを作ることですね。
こんな感じで:

  • メディア設定の画面全体をスクリーンショット
  • 「絶対に変更してはいけない項目」に赤い矢印を引く
  • その下に「この設定が変わると、すべての記事の画像表示が崩れます」と説明を書く

ビジュアルの方がほんま効果的ですよ。

方法2:「設定のロック」を仕掛ける

教育だけではどうしても漏れちゃう部分があります。
そこで僕がおすすめするのは、プラグインを使ってメディア設定の一部をロックすることです。
例えば Disable GutenbergAdmin Page Access Controls みたいなプラグインを使えば、クライアント用のアカウントには「メディア設定ページを見えなくする」ということもできます。
もしくは、Restrict Content 系のプラグインで、特定の管理画面へのアクセスを制限するのも手ですね。

方法3:「変更したら必ず連絡をくれ」という約束を書く

とはいえ、クライアントの中には「少しいじってみたい」という気持ちになる人もいます。
そういうときは、むしろ「メディア設定を変更したときは、必ず僕に連絡してね」という契約項目を入れておくといいですよ。
そしたら、変更があったときに僕が確認して、「これはリセットしといた方がいい」って判断できますから。

方法4:「実際にやってみる」デモセッションを開く

納品時に「ここをいじったらどうなるのか」を実際に見せるのがめっちゃ効果的なんです。
例えば:

  1. メディア設定のサムネイルサイズを変更する
  2. 「ほら、古い記事の画像は変わらずに、新しく投稿した記事だけサムネイルが違うでしょ」と示す
  3. 「だから、本来の意図と違うことになっちゃう」と説明する

こういう実践的なデモを見ると、クライアントは「あ、これはやっちゃいけないんだな」って納得しますよ。

まとめ

WordPress納品後のメディア設定トラブルは、実は「設定が複雑だから」というより「その役割を理解していないから」起きることがほとんどです。
クライアント教育のポイントは:

  • ビジュアルで「触ってはいけない部分」を明確にする
  • 必要に応じてプラグインでロックする
  • 変更時の連絡ルールを決める
  • 実際のデモで理解を深める

これらを組み合わせることで、納品後のトラブルをめっちゃ減らせますよ。
僕も最初は「説明書を渡せばいいや」